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SpearVirtueのFRUTING感想(20年3月記)

今日は作品を紹介しよう。

茨城発のNATURE HIP HOPという売り文句の

SpearVirtue(スピーアーバーチュー)というグループのストリートアルバムFRUTINGだ。

Nature HIP HOPとは何なのか?
気になる人はチェックしとくべきだ。

SpearVirtueのメンバーは

MASAHANZUP(ラッパー)とTOOKUN(ビートメーカー/DJ/GUITAR)

マサハンザップとトークンの二人組によるアルバム

FRUTING
曲のクレジットは以下の通り

1.OPENING shout by simon herrera
2.Lights
3.Creation
4.夜明け
5.Crystal feat.鈴木玄太郎
6.TOOKUN BEAT#1
7.思考位置
8.Go Around -album version-
9.GERONIKA ~Skit~
10.着火 ~remix~
11.通り雨
12.一矢報ILL feat. fuga A.O



早速感想を書いて行こう。
まず1曲目はイントロに相応しい静かな立ち上がり、王道のブームバップでもなく、ジャズ調でもなく、トラップ系でもない。

どちらかというと打ち込み系のデジタル感がある。

自己紹介的なラップ!タイトでカッコいいラッパーだと思ったら、違うラッパーによるアルバムとSpearVirtueの紹介だった!

一曲目に本人が出てこないというデビューアルバムとしては大胆!

2曲目はデジタルロック感が強く、まるでリンキンパークのような雰囲気がある。
ここでマサハンザップが登場する。渇いた声質で低音が強めのラッパー。

リリシストの雰囲気が出ている。

3曲目を聞いて初めてNATURE HIP HOPの意味がわかった。
 自然音(鳥の鳴き声)から始まり泣きのギターが入る。デジタル音とギター音がうまく融合されていて自然を感じさせる!

テクノの要素もあるがしっかりとヒップホップだ。

Creation

4確かに夜明け的だ
ポエトリーリーディング的な展開と虎視眈々とビートが刻まれる。
3曲目この曲はトークンの真骨頂だろう。ポエトリーでNATURE だ。

夜明け

5曲目でsoulフレーバーな曲
鈴木玄太郎の歌も良い!soulフルで素晴らしい。こちらもラップはポエトリー的

鈴木玄太郎のフックは良い意味で耳に残る中毒性がある。

Crystal feat.鈴木玄太郎

6はデジタルロックだ。
 何かの番組のオープニングテーマ曲として使えるのでは?ダウンタウンガキの使いとか!
可能性を感じさせるインストゥルメンタル

7曲目は電車の走行音がサンプリングされてるではないか! チルできる一曲だ。リリックはどこか考えさせられる

8曲目は 優しいビート ほとんどドラム音がない。
まるでフィーリングミュージック。宇宙的
2016年に発表されたCOMPILATION CD 「KABOOKEY HIP HOP」に収録された曲のアルバムバージョンらしい

9曲目は 仲間との会話のようだ。
休憩的スキット。 内容は聞き取れない

10曲目
鬼気迫るような映画的ビート。疾走感あるラップとフックだ。

11曲目は曲名の通り「通り雨」的曲。
雨の音が切なさを演出。壮大なトラックは感動的でもある。

12曲目は一矢報ILL
ラップに対する熱さがヒシヒシと伝わってくる。fuga A.Oとのコンビネーションも良い。


全体を通して聞くと
シリアスな映画でも見てるようだ。

今後が楽しみなグループだ。
SpearVirtue

Twitter
MASAHANZUP
 @inbcrew