音楽業界で問題点があります。
例えば
ビル・エヴァンスの話。
ビル・エヴァンス(Bill Evans)
1929年8月16日生まれのジャズピアニストです。
1980年9月15日に生涯を終えました。
エヴァンスは1960年代前期以来長年内縁関係にあったエレイン(一般にはエヴァンス夫人と見なされていたが、正式には未婚だった)に別れ話を持ちかける。
なぜなら新たに親しくなったネネット・ザザーラと結婚したいからだ。
これはエヴァンスの一方的な意志によるものであったという。
ほどなくエレインは地下鉄へ投身自殺した。
ゴメスとのデュオアルバム『Intuition』収録のピアノソロによる「Hi Lili,HiLo」は、不幸な形で亡くしてしまったエレインに捧げられた名演である。エヴァンスはエレインの死に大いにショックを受けたものの、結局はネネットと結婚し、息子エヴァンが生まれている。
自分で振って、内縁の妻を自死させてしまった。
そして追悼曲、、かなりヤバイ人と見受けられますね。現代なら
しかもこの追悼曲が良い曲なのがまたヤバいですよね。
■■■なぜ?ビルエバンス?■■■
ビル・エヴァンスは弟も自死で、本人もほぼ自死(病に関わらず治療を受けなかった)だったらしいですね。
優しくて穏やかな頭おかしい人だったそうですが、ピアノと引き換えに人生全部捨てたーとも言われている。
ビルエバンスの狂喜的な日常の原因は薬物の乱用だったといいます。
薬物の乱用は有名で稼ぎは全部薬に注ぎ込んで財産はほぼゼロだったという。
知性的に見えるが、常時借金取りが待機していたというのに、虫歯で歯がボロボロで抜けたりしてきるのに、歯を入れるお金もなかったそう。
海外のコメントでエヴァンスの事を「間違えて人間界に落ちてそのまま戻れなくなった音楽の妖精」とコメントしていて、それは合点がいくな。と。
さてビルエバンスの曲をサンプリングした有名な曲といえば
90~00'sのアトランタ発アングラ・ユニット、Massinfluenceの代表曲"All Out"です。
そのサンプリング・ネタとして有名なのがBill EvansのThem From 55 Days At Peking
渋いですよね。
風貌がタモリさんっぽいので
やはり、タモリさんはジャズなんだなぁ
と思います。
音楽業界の問題点は薬物問題です。
特にケミカルは本当に良くないですよね。
【それ】があると良い曲作れるー
なんて定説はもう、なくして欲しいです。
【それ】なしでもぶっ飛んだ音楽をつくれる人が増えて、断絶の方向にむかえば音楽業界と薬物の関係は薄くなる気がします。